私は短大卒業後、地元の保育園で6年間働き、約100名の子どもたちを担任してきました。

その中で強く感じたのは、小学校との大きなギャップです。

保育園では情緒の安定や生活面での自立を大切にしていますが、小学校に入ると、いきなり45分間座って授業を受けることが求められます。

この「小1ギャップ」が不登校の原因にもつながっていることを知り、大きな課題を感じました。

 

そこで大切なのは、読み書きや計算を早くから教えることではなく、子どもの発達や興味に添った遊びを通して集中力や知的好奇心、問題解決力など、学びの土台を育むことだと思いました。 現代では、動画やゲームの長時間使用や低年齢化による弊害も指摘され、デジタルではない「体験ベース」の遊びや学びの機会がますます重要になっています。

 

そんな中で出会ったのが「センサリープレイ」です。

子どもの「やってみたい！」を自然に引き出し、遊びが学びに繋がります。

実際に、どんな遊びも転々としてしまう子が30分以上夢中になって遊び込む姿を目の当たりにしました。

 

センサリープレイを通して、子どもたちは好奇心に目を輝かせ、発見や驚きで感情を動かしながら、学びの基礎となる力を身につけていきます。

そのワクワクは、「人生を豊かにする土台」となるものです。

私は、子どもたちに希望あふれる未来を歩んでほしい。

型にはめられた幸せではなく、「自分を自分で幸せにできる力」を育んでほしい。

そんな想いを込めて、 「ときめきっずLabo」 をスタートしました。

ここでのときめきやワクワクが、やがて人生を彩る大きな光となることを願っています。

 

ときめきっずLabo 　佐々木 悠莉